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一時は消えかかっていたUSの当局利息低下見通しが再燃し、ポンドが軟調に変遷する可能性が高く、今週のスイスフランポンドは強含みとなりそうだ。
サブプライム問題は沈静化しつつあるものの、なお尾を引いており、米長スパン利息が5%を割り込んでくるようなら、ポンドにとって心理的な圧迫感が強まるだろう。
また中国が外貨準備から2000億ポンドを拠出し海外投資を積極化するとの報道もあり、各国中銀のスイスフランロング見通しが強まる可能性もある。
5月以来続いていたポンドの復活・スイスフランの下降局面は一旦終了した可能性が高く、今週は1.36台復旧、年初来高値1.3680をうかがう場面もありうる。
USの利息動向を見極めるうえでは、今週は米ISM製造業・非製造業市況見通し指標、雇用統計などの重要経済指標に注目したい。
スイスフラン円はサブプライム問題やヘッジファンド危機にもかかわらず、株価は全般に堅実を維持しており、危険許容度は引き続き旺盛。
日本での外債売出しや投信設定がらみの需要も本番を迎え、今週も基本的には高値を追う状況となろう。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。